中国河北省のカルシューム系アルカリ土壌(白干土、ソロンチャク、塩土)の改良 : 土壌調査および生育調査(2007)

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概要

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中国河北省に広がるカルシューム系アルカリ土壌[saline soil、solonchak(英語)、白干土、塩土(中国語)]の改良を目的とする。2004年7月に3種類のplot試験圃場を人力で設置した。1年後の2005年、2年後の2006年、3年後の2007年に圃場調査を行った。主な結果は、2006年、2007年は、どの区も干ばつで植生は良くなかった。施工後3年では全く土壌硬度は元に戻らなかった。どの区も時間が経過すると2005年7月まではpH値は減少した。しかし耕深の浅いNo. 2(A 層のみ耕起)区で2006年8月にpHの回復が起こった。この結果から、耕起する深さを深くしないとpHの回復する危険性がある。2007年は強い干ばつでpH値の上昇が見られた。どの区も時間が経過するとEC値は減少した。2005年以降、降雨量が少なく、強い干ばつであったため、2007年では、C層でも含水比は約7 %d.b.であった。
専修大学北海道短期大学の論文

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