2年次基礎看護学臨地実習終了後レポートから見た学習内容の検討

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概要

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本報は基礎看護雅楽実習での学生の学習内容を検討し,結果を学生と指導者に還元することを目的とした.終了後レポートの意味を分析した結果「受け持ち患者の看護問題解決過程」「コミュニケーション」「臨地実習後の学習についての認識」「受け持ち患者の理解」「受け持ち患者の教育と指導」「看護についての認識」「情報収集と観察」の学習内容を特定した.「受け持ち患者の看護問題解決過程」の記述が最も多く,学生は実習の目的を捉えている事が解った.コミュニケーションについて学生は「困難」を感じつつも「重要性」を認識し,「促進」に向けての手掛がかりを獲得しつつある状態であることが解った.臨地実習終了後の学生は「理解・学びが深まった」「興味・意欲が増した」等,達成感を得たものの,「自己課題が明らかになった」「課題・後悔が残った」等,未到達の課題を認識していた.
京都市立看護短期大学の論文

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