ヒヤリ・ハッと体験の危険要因からの分析 : 1次基礎看護実習「ヒヤリ・ハッと」レポートより
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概要
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「ヒヤリ・ハッと」の発生状況を援助項目別に川村の「ヒヤリ・ハッと報告における価値ある報告」に基づき分類し,分析をした.ヒヤリ・ハット報告における価値ある報告の分類3種からBの「医療側の行動や認知における危険要因に気づかせてくれる報告」が圧倒的に多いことがわかった.看護基礎教育において重要なことは看護学生としての自覚と責任をもち,自分自身が危険要因とならないように一人一人の自己モニタリング力を高めることや看護アセスメント能力を伸ばしていくことである.そのためにも医療従事者としての資質を育てていくことが必要であり,基礎看護実習での今後の医療安全教育の強化が必要であることが示唆された.
- 京都市立看護短期大学の論文
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