トウガラシ幼植物の茎葉を食用とする新しい野菜に含まれる一酸化窒素ラジカル(NO)産生抑制物質(育種・遺伝資源)
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概要
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本実験では,トウガラシ'CH-19甘'および'京唐菜'茎葉中のNO産生阻害成分について調査した.'CH-19甘'の葉および果実を用いて,NO産生抑制活性の細胞検定を行った.葉のアセトン抽出物の複数の画分で強いNO産生抑制活性が認められた.カラムクロマトグラフィーにより葉のアセトン抽出物から,NO産生抑制成分の一つとしてアピゲニンを分離同定した.アピゲニンがポリフェノールの一種であることから,軟弱野菜用品種'京唐菜'の茎葉中のポリフェノール組成を調査した.'京唐菜'に含まれる主なポリフェノール類は,アピゲニン配糖体およびルテオリン配糖体であることが明らかになった.また,アピゲニン配糖体,ルテオリン配糖体の含量はそれぞれ平均227,0,29.3μmol・100g^<-1>FWであった.
- 2008-10-15
著者
-
金沢 和樹
神戸大学
-
金沢 和樹
神戸大学農学部
-
矢澤 進
京都大学大学院農学研究科蔬菜花卉園芸学研究室
-
矢澤 進
京都大院農学研究科
-
矢澤 進
京大農
-
田中 義行
京都大学大学院農学研究科
-
大津 圭吾
京都大学大学院農学研究科
-
中村 年一
京都大学大学院農学研究科
-
細川 宗孝
京都大学大学院農学研究科
-
山口 加乃子
京都大学大学院農学研究科
-
金沢 和樹
神戸大学大学院自然科学研究科
-
金沢 和樹
神戸大学 大学院
-
金沢 和樹
神戸大学大学院農学研究科
-
金沢 和樹
神戸大 農
-
中村 年一
京都大院農学研究科
-
金沢 和樹
神戸大学 院 自然科学研究科 生命科学専攻
-
Yazawa Susumu
Lab. Of Vegetable And Ornamental Horticulture Div. Of Agriculture Graduate School Of Agriculture Kyo
-
矢澤 進
京都大学大学院農学研究科
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