傾斜角拘束を用いたエッジベース位置合わせの高速初期化手法(デモセッション,CV/PR技術のVRへの応用)
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概要
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傾斜角センサと線分特徴を利用したハイブリッドなカメラ位置姿勢推定手法を提案し,デモを実演する.提案手法は,カメラに装着したセンサから得られる傾斜角を拘束条件として利用することで,画像から検出した線分を用いて方位角候補を求めた後に位置候補を算出する2段階アルゴリズムにより,組み合わせ爆発の問題を回避する.その結果,画像から検出した線分と3次元モデル上の線分との対応関係に関する事前知識やカメラの位置姿勢に関する予測情報を一切用いることなしに,カメラ位置姿勢を高速に算出できる.この特徴は,複合現実感システムにおけるエッジベース位置合わせの初期化手法として有用である.提案手法の詳細を説明し,実験を通してその効果を示す.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2008-01-10
著者
-
山本 裕之
キヤノン株式会社
-
佐藤 清秀
キヤノン株式会社
-
佐藤 清秀
キヤノン(株)知覚システム開発センター
-
内山 晋二
キヤノン株式会社
-
小竹 大輔
キヤノン株式会社
-
山本 裕之
キヤノン(株)医用画像情報システム開発推進プロジェクト
-
内山 晋二
キヤノン(株)映像情報処理技術開発センター映像情報処理技術第二開発部
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