QPSK及び8PSKを用いた深海域における音響通信実験(水中音響)
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概要
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現在我々は,近距離(500m程度)高速(64kbps以上)の主に深海域における音響通信の研究を行っている.実海域データを得るために,水深約1,000mの海域において海域実験を実施し,データを取得した.送受信機の器間距離は250〜550mである.送波器は,反射板付広帯域tiltedトロイダルビーム送波器を用いた.搬送波周波数は80kHz,帯域幅は40kHzである.受波器は,2個の無指向性の標準ハイドロフォンを用いた.変調方式は4相位相変調方式(QPSK)及び8相位相変調方式(8PSK)である.通信速度を変化させて(16,20,25,40k symbol per second (sps)),それぞれの距離における誤り率特性を計測した.復調方式には,2チャンネル判定帰還型適応等化器を適用した.実験の結果,QPSKを用いて伝送距離510mにおいて.80kbpsの速度の通信が,8PSKを用いて伝送距離300mにおいて120kbpsの速度の通信が可能であることを示した.
- 2007-08-17
著者
-
越智 寛
海洋研究開発機構海洋工学センター先端技術研究プログラム
-
渡辺 佳孝
海洋研究開発機構海洋工学センター先端技術研究プログラム
-
志村 拓也
海洋研究開発機構海洋工学センター先端技術研究プログラム
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志村 拓也
海洋研究開発機構先端技術研究プログラム
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越智 寛
海洋研究開発機構先端技術研究プログラム
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渡邊 佳孝
海洋研究開発機構先端技術研究プログラム
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渡邊 佳孝
海洋研究開発機構
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越智 寛
海洋研究開発機構
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志村 拓也
海洋研究開発機構
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