自律航行型無人潜水機「うらしま」の音響機器

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概要

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海洋科学技術センターでは、自律航行型無人潜水機AUV(Autonomous Underwater Vehicle)「うらしま」を建造し、現在、実海域試験を行っている。AUV「うらしま」の目的は、300kmを自律航行し、各種観測装置による観測を行うとともに、自動採水装置により海水サンプルを収集することにある。同時に、将来、北極海の氷の下を数千kmにわたって航行しながら観測する、次世代AUVを開発するために、運動性能はじめ各種技術課題の検討用プラットフォームとしての性格も併せ持つ。この「うらしま」には、前方障害物探査ソーナー、音響信号伝送装置、音響ホーミングソーナー、サイドスキャンソーナー、ドップラーソーナー、高度計の6種類の音響機器が搭載されている。本報告では、これらの音響機器の概要と、水槽実験および駿河湾での実海域実験の結果について述べている。
社団法人電子情報通信学会の論文
2001-08-17

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