中部太平洋海洋音響トモグラフィー観測における双方向長距離伝搬音波の相関性の検討(<特集>水中音響)
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概要
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本報告では,1999年中部太平洋熱帯赤道付近で行われた海洋音響トモグラフィー実験で得られた500kmと1000km伝搬した双方向伝搬信号を用いて,双方向伝搬信号の相関性について定量的に検討した。500km伝搬した音波はSN比は高いものの,双方向の波形の相関が低い時間帯が不規則に生じている。1000kmを伝搬した信号は距離が長いためSN比は小さくなるが,波形構造は比較的単純で,双方向の相関も高い。以上の結果より,双方向の海洋の音波伝搬特性の基礎データを得ることができた。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2004-08-13
著者
-
中村 敏明
防衛大学校地球海洋学科
-
蜂屋 弘之
千葉大学工学部
-
王 勇
松下電器産業株式会社
-
中村 敏明
防衛大学校
-
中村 敏明
防衛大
-
蜂屋 弘之
千葉大
-
中村 敏明
防衛大地球海洋
-
王 勇
千葉大学大学院自然科学研究科
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