四国沖トモグラフィー実験時の海中雑音
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概要
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1995年4月から7月にかけて、四国沖、ASUKA(Affiliated Surveys of the Kuroshio off Cape Ashizuri)ライン上の北緯約31°(S1)と22°(S2)の2点において、トモグラフィー係留系による、深度約1000mにおける海中雑音の計測を行った。個々の受波アレイの信号を同期加算し、±10°の2方向にビームフォーミングした後のデータ解析を行い、海中雑音の鉛直方向性の有無を調べた。その結果、S1では、+方向が約200Hz以上の領城で2,3dB 高くなっており、上方から到来するノイズの多いことがわかった。S1とS2では日本に近いS1の方が全体的に数dB高い値を示した。また、衛星伝送されてきた相関処理後のデータとの比較を行い、このデータから海中雑音レベルの検討を行った結果、ハードディスク中の波形から求めた値より数dB高く出ることがわかった。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-08-29
著者
-
中村 敏明
防衛大学校地球海洋学科
-
藤森 英俊
海洋科学技術センター
-
中埜 岩男
海洋科学技術センター
-
袁 剛
海洋科学技術センター
-
木邑 純一
海洋科学技術センター
-
木邑 純一
国土環境株式会社
-
中埜 岩男
海洋研究開発機構
-
中村 敏明
海洋科学技術セ
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