連携教育のあらたな試み : 総合ゼミを試行して
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概要
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総合ゼミは4年次において、すなわち学生がそれぞれの専門教育を一通り終了した時点で、改めて複数専門職間の連携を学ぶものである。この総合ゼミは2005年度からのカリキュラムにとりいれられるのでその試行を行った。授業内容は「模擬患者を各学科の学生が、各分野の視点から評価し、ケース会議を通して、QOLサポーターとして総合的に何ができるかを考えるものとする。」ものであった。各学科が参加しての合同演習により、学生のうちからそれぞれの専門性を生かして、患者(対象者)のより高いQOLを目指して検討しあうことができた。これは連携の必要性を認識する良い機会であった。連携教育を行うための総合ゼミは全国的にも類をみないものである。連携を目的にした授業課題についてはまだ多くのものが考えられ、それらを発掘していくことも重要である。
- 新潟医療福祉大学の論文
- 2005-12-22
著者
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牧田 光代
新潟医療福祉大学理学療法学科
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村山 伸子
新潟医療福祉大学健康栄養学科
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西原 康行
新潟医療福祉大学健康スポーツ学科
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貝淵 正人
新潟医療福祉大学作業療法学科
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丸田 秋男
新潟医療福祉大学社会福祉学科
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牧田 光代
新潟医療福祉大学医療技術学部
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村山 伸子
新潟医療福祉大学
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村山 伸子
新潟医療福祉大学大学院
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貝淵 正人
新潟医療福祉大学
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牧田 光代
新潟医療福祉大学
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