介護老人保健施設における理学療法士の役割 : 総合ゼミを通して
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概要
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急速な高齢化が進む我が国では,社会保障制度の見直しにより,高齢者ケアの重点は施設中心から在宅へと移行してきている。施設と在宅の中間的施設である介護老人保健施設(以下,老健施設)は急激な増加を続け,理学療法士(Physical Therapist : 以下,PT)が活躍する場の一つとして注目される。そこで,総合ゼミへの参加を通して老健施設におけるPTの役割を調べた。その結果,(1)身体機能の把握(2)家屋状況の適応(3)他職種との連携(4)チームでの統一した目標設定とアプローチ(5)社会資源の活用の5項目が挙げられた。複合的なニーズをもつ対象者に対し,PTも幅広いアプローチが必要である。
- 新潟医療福祉大学の論文
- 2006-12-30
著者
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