市町村虐待防止ネットワーク実践の枠組みの検討(I) : ネットワーク形成から相談・支援への展開
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概要
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我が国における児童虐待防止対策においては、児童虐待防止の機能を持つ市町村域でのネットワークの設置が重要な課題となっている。また、形成されたネットワークが個別の事例に対して有効に機能するためには、具体的援助方法の枠組みの確立が必要となるが、その枠組みの検討は必ずしも十分ではない。 このような問題意識の下に、新潟県内で市町村虐待防止ネットワークを設置している13市町村の実施体制等の現状分析を通してネットワーク形成の外形的な枠組みを明らかにした。更に、三条市子どもの虐待防止ネットワークの事例調査とケアマネジメントを基本とする実践的枠組みの検討等を通して、ネットワーク形成から相談・支援に展開するためのネットワーク実践の枠組みを提示した。
- 新潟医療福祉大学の論文
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