学校保健法施行規則改正に伴う学校での結核予防教育活動の現状調査(III.自然科学系)
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概要
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2003年4月から学校における結核の定期健康診断の制度が大きく変わり,従来結核予防法に基づいて行われていたツベルクリン反応検査は廃止された。そこで,本研究では学校保健法施行規則改正の初年度における学校現場での結核予防教育活動の実状を調査した。その結果,問診表の記入漏れや誤った記入,学校医の診察所見が反映されない,精査実施対象児童生徒の保護者への通知など多くの問題点が挙げられた。これらのことから今後,問診票によるBCG接種歴の正確な記入を徹底,有症状児童生徒には学校医の診察所見が反映される要検討者の選定制度の確立,学校や家庭における結核の知識普及の強化などを行っていくことが必要である。
- 2005-02-28
著者
-
鈴木 公典
ちば県民保健予防財団
-
塩田 瑠美
千葉大学教育学部・養護教育
-
杉田 克生
千葉大学教育学部基礎医科学
-
杉田 克生
千葉大学 教育学部養護教育学基礎医科学部門
-
杉田 克生
千葉大学教育学部
-
杉田 克生
千葉大学教育学部臨床医科学
-
佐々木 直子
千葉大学教育学部養護教育学
-
鈴木 梨沙
千葉大学教育学部養護教育学
-
塩田 瑠美
千葉大学教育学部
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