新しい消化器癌腫瘍マーカーKM01の性状に関する研究 : 他の糖鎖抗原マーカーとの比較において
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概要
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A new mono clonal antibody, KM01-antibody, was producted using the method of hybridoma technique. It has been already reported that the antigen. recognized by this monoclonal antibody, was detected in many patient sera of pancreas cancer. The immunohistological properties of this monoclonal antibody was studied in comparison with CA19-9 and CA50. The antigen defined by monoclonal antibody KM01 was isolated from the supernatant of tissue culture as a glycoprotein and from cancer cells as a glycolipid. The antigenic determinant was carbohydrate. Antibody KM01 inhibited the activity of CA19-9 antigen, but CA19-9 antibody did not inhibit that of KM01-antigen. KM01 has a cross reactivity with CA-50. The glycolipid antigen of KM01 was a monosialoganglioside and was developed into 3 portions on thin layer chromatography. With two of them, CA19-9 antibody hardly reacted. These result suggest that KM01-antigen is similar to but not identical with CA19-9 antigen. KM01 was detected strongly in the tissue of pancreas cancer.
- 神戸大学の論文
著者
-
山本 正博
神戸大学医学部第1外科
-
斉藤 洋一
神戸大学医学部第1外科
-
大柳 治正
神戸大学医学部第1外科教室
-
上坂 邦夫
神戸大学医学部第一外科
-
上坂 邦夫
神戸大学医学部外科学第一講座
-
大柳 治正
神戸大学医学部外科学第1講座
-
斉藤 洋一
神戸大学医学部外科学第1講座
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