教育改革とインターネットによる情報発信

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概要

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「インターネット」という言葉ばかりが注目を浴び、多くの人々がインターネットに参加を始めた今日、大学を始めとして多くの教育機関もインターネット、より広くは情報処理技術の教育に乗り出している。学校は本来教育の場であり、さらに大学は加えて研究の場でもある。したがって、必然的にその提供する環境や運用、利用方法について制約がある。しかし、現在、インターネットを利用している教員・学生にとって、インターネットは実験や演習の場所ではなく、毎日の生活に欠かせないメディアになってしまった。また、市内の大学が唯一のインターネットヘの接続点となる地方都市もある。この状況下では、学校はインターネットヘの接続点になることが期待されている。このように、「学校が本来あるべき姿」と「社会から期待されている姿」のずれが、現在生じている。本発表では、現在の状況・今後の変化を展望し、より健全な「教育とインターネット」のあるべき姿を模索してみたい。
一般社団法人電子情報通信学会の論文
1996-09-18

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