光CVD法によるシリコン窒化膜の評価
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概要
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低温成膜法である光CVD法を用いてシリコン窒化膜の堆積を行い、アニールによる組成、および電気的特性の変化をXPS、C-V測定により評価した。堆積はSiH_2Cl_2、NH_3を用い、圧力300Pa、基板温度300℃、反応時間180分とし、アニールは、大気圧の窒素雰囲気中で、300℃〜800℃の温度範囲で60分行った。その結果、XPSによるSi,N,Oの組成比のアニールによる変化は認められなかった。一方、低温アニールによって電荷注入量およびDitの減少がみられたが、高温でのアニールで、電荷注入量、Ditが増加するという結果を得た。これらは、高温アニールにより、水素脱離に起因したトラップが発生し、電荷注入、Ditの増加が生じると考えられる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-07-26
著者
-
大西 一功
日本大学理工学部電子情報工学科
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高橋 芳浩
日本大学理工学部
-
高橋 芳宏
日本大学電子工学科
-
出口 泰
日本大学理工学部電子工学科
-
高橋 芳浩
日本原子力研究開発機構:日本大学
-
森 克文
日本大学理工学部
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