GaNP SQWを用いた青色LED (<小特集>窒化物・青色光半導体)
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概要
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III-V-N型混晶は、その大きなバンドギャップボーイングにより、わずかにAs又はPの混晶比を変えることによって赤、緑、青等幅広く可視領域の発光が期待される材料である。今回、光照射MOCVD法によりGaNPの結晶成長を検討した。ArFレーザを成長中に基板表面に照射することで、より低温で原料ガスを分解し比較的低い温度でGaNPを成長しPの取り込みを増加した。その結果、P組成が10%程度の混晶を得ることができた。このP組或は従来の報告の中では最も高い値である。さらにサファイア基板上にn-GaN/i-GaNP/p-GaNのSQW構造を作成し、GaNPLEDを作成しELにより室温で425nm付近に発光ピークをもつLEDの発光を確認した。
- 2001-06-08
著者
-
吉田 清輝
古河電気工業株式会社横浜研究所
-
伊東 義曜
古河電気工業株式会社横浜研究所
-
城川 潤二郎
古河電気工業株式会社横浜研究所
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城川 潤二郎
古河電工(株)横浜研究所
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吉田 清輝
古河電工横浜研究所
-
吉田 清輝
古河電工横浜研究所次世代技術センター
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吉田 清輝
古河電気工業(株)
-
伊東 義曜
古河電気工業株式会社 横浜研究所
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