振動子結合系によるリズムパターンの学習
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
複数の振動子結合系で,リズムパターンの記憶・想起を行う学習法を提案する.まず,各振動子に対して望ましい周波数・位相が教師信号として与えられる場合について述べる.学習時には振動子群に教師信号を強制振動として与えながら各振動子の固有振動数と結合荷重を変える.学習後には,望ましい周波数・位相差が安定に想起される.学習則は誤差項を陽に与える必要がなく,Hebbian Ruleのような単純な式で与えられる.次に,複数の振動子ネットワークによって任意の周期波形を学習する方法について述べる.学習においては誤差逆伝播といった,生体には考えにくいしくみは必要なく、局所的な情報だけで学習が行なえ、関数の微分も必要ない。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-10-20
著者
関連論文
- ニホンザルの二足歩行における脚運動制御の考察
- 自然淘汰における利他的行動の出現とそれに伴う共有語彙の獲得
- 腱の弾性要素を考慮した消費エネルギー最小規範に基づくヒトの遊脚運動の考察
- ヒトの到達運動のエネルギー効率における最適性の考察
- 肩関節による上肢到達運動の消費エネルギー期待値最小規範に基づく最適性(バイオサイバネティックス,ニューロコンピューティング)
- 歩行における脚関節間シナジーの解析
- 歩行中の遊脚運動におけるエネルギー効率の最適性
- 動物の歩行戦略を探る(生物に学ぶおもしろさ)
- 筋代謝特性を考慮した消費エネルギー最小規範に基づくヒトの遊脚軌道の考察
- 多関節腕の繰返し制御と逆ダイナミクスモデルの学習
- 補間運動を含む到達運動決定規範の消費エネルギーに基づく検討(バイオサイバネティックス,ニューロコンピューティング)
- 周期的な運動を獲得する階層的学習モデル
- 生体ノイズの影響下におけるリーチング運動の消費エネルギーに基づく最適性
- 歩行中の遊脚軌道のエネルギー消費に関する最適性の検討
- 補間運動を含むリーチング運動決定規範の消費エネルギーに基づく検討
- 多足動物における歩行運動計画
- 基本的な運動パターンを実現するための階層的な運動学習モデル
- 多足歩行動物の歩容の遷移とエネルギー効率
- 昆虫の歩行パターンのエネルギー効率に基づく最適性の検討
- 多足歩行動物の歩行パターンとエネルギー効率
- 昆虫の歩行パターンのエネルギー効率に基づく最適性
- 振動子による適応的運動制御
- 振動子結合系によるリズムパターンの学習
- 生体システムとニューラルネットワーク
- ニホンザルの二足歩行における脚関節間シナジーの解析
- 把持対象の重さの内部表現を獲得する神経回路モデル
- 後進歩行における脚関節間協調の解析(知的システム,一般)
- 投球動作の習熟に伴うシナジーの変化 (ニューロコンピューティング)
- 感覚情報の次元削減による抽出情報を活用した制御モデルの提案
- 投球動作の習熟に伴うシナジーの変化
- 身体の力学的特性による歩行時の脚間接間シナジー
- Perception by Human Hand
- 冗長性を活用した低次元フィードバック制御モデル
- 上肢到達運動におけるインピーダンス調節を考慮した消費エネルギー期待値最小化規範の検討