MPEG2用130mW2次元DCT/IDCTプロセッサ
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概要
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DCT(Discrete Cosine Transform:離散コサイン変換)は1画面の空間的冗長性を除去する圧縮技術で、MPEG2に採用された変換符号化手法である。携帯機器向け、低消費電力、高スループットDCT/IDCTを実現するためには、積和演算器を用いるよりも、Distributed Arithmeticというアルゴリズムを用いた方が良い。そこで、後者の技術を用いて、ブロックサイズが8×8画素の2次元(2D-)DCT/IDCT用プロセッサを設計した。MP@ML対応の2D-DCT,IDCTをリアルタイムで行なうには、クロック周波数fは32MHz以上でなければならない。電源電圧Vd=3.3V、f=40MHzの時、2D-DCTあるいは2D-IDCT処理それぞれに対し、消費電力は約130mWであった。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-03-27
著者
-
榎本 忠儀
中央大学理工学部
-
榎本 忠儀
中央大学理工学研究所
-
榎本 忠儀
中央大学理工学部 情報工学科
-
山根 史之
中央大学理工学研究所
-
水野 伸一郎
中央大学 理工学部 情報工学科
-
水野 伸一郎
中央大学理工学部 情報工学科
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