リアルタイム目追跡の非接触型入力装置への応用
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概要
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コンピュータの普及に伴い, 高齢者や障害者など幅広い人が使えるヒューマンインタフェースの開発が必要とされている.CCDカメラを使いリアルタイムで目の位置を検出できれば, その位置情報は非接触型の入力装置に利用できる.本研究では, 片目部分テンブレートと目の周辺領域特徴を用いたリアルタイム目追跡システムの性能評価を行った.従来の目追跡システムと比較するために, 従来の目の周辺領域特徴である3項目に加えて, 上まぶた等10項目を追加した.チェック項目と2値化閾値をそれぞれ変化させ, 検出率を調べた.2値化閾値を目の検出下限から約30上昇させ, チェック項目数を11〜13項目にすると, 検出率は96%以上になった.リアルタイム目追跡と瞬きを併用することにより, 非接触マウス機能を実現でき, マウスカーソルの移動, クリック, ダブルクリック, ドラッグ, スクロールを行うことができた.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2005-03-21
著者
-
高野 博史
富山県立大学大学院工学研究科知能デザイン工学専攻
-
中村 清実
富山県立大学大学院工学研究科知能デザイン工学専攻
-
柘植 夕起子
富山県立大学大学院工学研究科電子情報工学専攻
-
黒川 正博
(株)黒川製作所
-
中村 清実
富山県立大学大学院工学研究科電子情報工学専攻
-
高野 博史
富山県立大学大学院工学研究科
-
中村 清実
富山県立大学大学院工学研究科
-
柘植 夕起子
富山県立大学大学院工学研究科
-
柘植 夕起子
富山県立大学大学院 工学研究科
-
高野 博史
富山県立大
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