短期的シナプス可塑性を組み込んだ神経回路網による時間間隔弁別機構の解析
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概要
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シナプス前細胞の発火後に生じるシナプス後細胞の電位変化の大きさは, シナプス情報伝達が起こる数百から数千ミリ秒前のシナプス活性化の履歴に依存する.本研究では, この性質を持つ投射関係で互いに結合された数百の興奮性細胞からなる神経回路網モデルを構築し, 時間間隔の弁別能力を調べる計算機実験を行った.数百ミリ秒の違いを持つ時間間隔をおいて入力を与えたところ, 二回目の入力を与えた後に発生した神経スパイクの数は, 時間間隔の違いを反映した値をとった.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2001-10-12
著者
-
中村 清彦
東京工業大学大学院総合理工学研究科知能システム科学専攻
-
深貝 卓也
東京工業大学大学院総合理工学研究科知能システム科学専攻
-
中村 清彦
東京工業大学 大学院総合理工学研究科 知能システム科学専攻
-
中村 清彦
東京工業大学
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