車々間通信における位置情報の符号化について

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概要

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本稿では, 車々間通信における位置情報の符号化の情報圧縮について述べている.サンプリング間隔毎に位置情報を符号化して送信する方法, 予測符号化による方法, そして新しい予測情報を利用する方法の3つの方法の比較をシミュレーションにより行っている.車両ポジショニングシステムにより得られた位置情報を符号化して送信した際の, 送信情報量の圧縮率と通信路誤りにより生じる位置情報誤差について検討を行った結果, サンプリング間隔毎に位置情報を符号化して送信する方法よりも予測符号化による方法, 予測情報を利用する方法ともに送信情報量を削減しながら位置情報誤差も低く抑えられていることが示されている.なお, 本稿では15モード走行条件で得られたデータを車両データとして採用している.
一般社団法人電子情報通信学会の論文
2000-05-16

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