PN符号化磁気マーカ・車々間通信の融合MMIV Systemの提案及び実験

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概要

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本稿では年々増加傾向にある交通事故を未然に防ぐべく、5.8GHzを使った車々間通信システムと路上に一定間隔ごとに設置された磁気マーカをPN符号状に並べることによって位置検出を行なうPN符号化磁気マーカを組み合わせたMagnetic Marker Inter-Vehicle System(MMIV System)を提案する。トンネル内やT字路などでの検証実験の結果、RTK-GPSとの組み合わせにより、より安定した位置検出が可能であり、GPS単独の場合より高精度な位置測定が行なえることが分かった。また、通信面に関しても5.8GHzを利用し、トンネル内外で双方の車両が100m以上離れ、見通し外の状況でも-90[dBm]程度の受信電力が確保出来パケットエラーレイトも0に抑えることが出来た。本研究は次世代ITSとして有効な一歩であるといえる。
社団法人電子情報通信学会の論文
2002-01-23

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