セクタ化を考慮に入れた下りリンクにおけるMC-CDMAとOFDMAの特性比較(移動通信ワークショップ)

元データ 2007-02-28

概要

本稿では,高速・大容量な通信を実現するための下りリンクにおける次世代移動通信システムとして注目されているMC-CDMAとOFDMAの比較・検討を行う.両方式を公平に比較するために同一のマルチセル環境を想定し,さらにより実環境に近い条件での評価を行うにあたってIEEE802.16eのBS指向性アンテナを適用する.両者の大きな相違点として異なるセクタを識別するための手段が挙げられる. MC-CDMAはセクタごとに十分に長い系列を持つ異なるスクランブル符号を使用することで,近接したセクタからの干渉をランダム雑音と見なすことができる.一方, OFDMAは基地局間で監視を行うことによってセクタ間でできるだけサブキャリアに重なりが生じないようにサブチャネルを割り当てる.セクタ化を考慮に入れたマルチセル環境下において,どちらがより高品質な通信を実現できるシステムか検討を行う.計算機シミュレーションを用いて,所望基地局と移動端末との距離・所望セル内のアクティブユーザ数をパラメータにし,平均BERによって特性評価を行う.

著者

中川 正雄 慶應義塾大学理工学部情報工学科
庄納 崇 インテル株式会社
中川 正雄 慶応義塾大学大学院
近藤 俊介 慶應義塾大学理工学研究科
庄納 崇 インテル株式会社研究開発本部
中川 正雄 慶應義塾大学
近藤 俊介 慶應義塾大学理工学部

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