単純回帰ネットワーク上の非決定性計算と確率性計算について
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概要
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Elmanは単純回帰ネットワーク(SRN)を提案し, 人間の自然言語処理をモデル化した.SRNをアナログニューラルネットワークとみなした場合, SRNは決定不能言語を認識できることが知られている.一方, SRNの各ゲートが有限精度の出力をもつ場合, SRNは有限オートマトンと等価であることが知られている.本論では, 離散ニューラルネットワークとしてのSRNの拡張方法を示す.すなわち, SRNの一様な族を提案し, そのSRNの族がTuring機械と等価となることを示す.さらに, 非決定性Turing機械, および確率性Turing機械と等価となるSRNの族も提案する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2001-07-09
著者
-
西野 哲朗
電気通信大学 電気通信学部 情報通信工学科 情報メディア工学講座
-
守屋 純之介
電気通信大学大学院 電気通信学研究科
-
西野 哲朗
電気通信大学 先進アルゴリズム研究ステーション
-
西野 哲朗
電気通信大学
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