実時間決定性PDAと等価な拡張単純回帰ネットワークについて
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概要
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人間の自然言語処理をモデル化するために,Elmanは単純回帰ネットワーク(Simple Recurrent Network; SRN)を提案し,特定の文脈自由文法によって生成された文における次の単語を予想するように,SRNをトレーニング可能であることを実験的に示した.本論では,SRNの計算能力について議論する.計算論的に妥当な仮定のもとでは,SRNの計算能力は出力付き有限オートマトンと等価となることが知られている.本論では,計算論的に妥当な仮定のもとで,実時間決定性プッシュダウンオートマトン(実時間決定性PDA)と等価な拡張SRNの構成法を示す.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2001-03-09
著者
-
西野 哲朗
電気通信大学 電気通信学部 情報通信工学科 情報メディア工学講座
-
守谷 純之介
電気通信大学大学院電気通信学研究科
-
西野 哲朗
電気通信大学 先進アルゴリズム研究ステーション
-
西野 哲朗
電気通信大学
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