Eigen-Texture法 : 複合現実感のための3次元モデルに基づく見えの圧縮と合成 (知能情報メディア論文特集)
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概要
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実物体の仮想物体画像を合成する手法としてModel-based RenderingとImage-based Renderingの手法が現在主流であり,この二つの手法に関する研究はコンピュータビジョン,コンピュータグラフィックスの分野において盛んに行われてきた.しかし,実画像と仮想物体画像の重ね込みなどを行う複合現実感システムにこれらの手法を適用する場合には,様々な問題点が残る.本論文では,これらの手法の問題点を踏まえ,新たな手法としてEigen-Texture法を提案する.Eigen-Texture法は,実物体の明るさ画像列と距離画像列を入力とし,距離画像列から生成される3次元モデルの表面上の2次元座標系を用いて明るさ画像列を固有空間に圧縮して保持し,そのデータから仮想物体画像を合成する手法である.本論文では,この手法の提案を行い,実物体に適用した実験結果により,提案する手法が複合現実感システムの構築に際して有効であることを示す.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-10-25
著者
-
佐藤 洋一
東京大学生産技術研究所
-
佐藤 いまり
国立情報学研究所
-
池内 克史
東京大学生産技術研究所
-
西野 恒
東京大学生産技術研究所
-
佐藤 いまり
東京大学生産技術研究所
-
西野 恒
ドレクセル大学
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