II形標準マイクロホンの音響中心位置の測定
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概要
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相互校正法によって標準マイクロホンの自由音場感度を求めるときに必要な音響中心位置の測定について述べる。音響中心位置は,無響室内に対向させたマイクロホンの距離を変えて,その間の電気的伝達特性を測定することによって求めることができる。しかし十分なSN比の確保や,無響室内のわずかな反射波の影響を除く必要があるため,測定は容易ではない。ここでは,連続波を用いて測定した伝達特性から計算処理によってパルス応答を求め,反射波を時間的に分離する方法を用いた。その結果,自由音場感度の値を0.01dBの精度で求めるために必要な10分の数mmの精度でII形標準マイクロホンの音響中心位置を測定することが可能となった。
- 社団法人日本音響学会の論文
- 2002-09-01
著者
-
佐藤 宗純
産業技術総合研究所
-
佐藤 宗純
秋田県立大学システム科学技術学部電子情報システム学科
-
堀内 竜三
産業技術総合研究所計測標準研究部門音響振動科
-
藤森 威
産業技術総合研究所計測標準研究部門音響振動科
-
藤森 威
産業技術総合研究所計測標準研究部門
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堀内 竜三
産業技術総合研究所計測標準研究部門
-
藤森 威
Electrotechnical Laboratory
-
堀内 竜三
産業技術総合研究所
-
堀内 竜三
産業技術総合研究所 計測標準研究部門 音響振動科
-
藤森 威
産業技術総合研究所 計測標準研究部門 音響振動科
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