頭部影領域のHRTFの特性が定位に及ぼす影響に関する基礎的検討(立体音響/音楽音響/一般)
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概要
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測定されたHRTFは,音源に対して頭部の影となる側の耳(影領域)では頭部や耳介による反射や回折の影響で,音源側に比べて周波数特性が複雑になる.一方,聴覚が,その複雑な周波数特性をすべて利用しているとは考えられない.本稿では,影領域のHRTFの特性を,両耳間レベル差を保った上で,ある周波数より高域の周波数特性を平坦にして方向定位実験を行い,定位に及ぼす影響を検討した.実験の結果,定位誤差や前後誤りに対して,精度低下による有意差はみられなかった.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2008-06-20
著者
-
高根 昭一
秋田県立大学システム科学技術学部
-
佐藤 宗純
秋田県立大学システム科学技術学部電子情報システム学科
-
佐藤 宗純
秋田県立大学システム科学技術学部
-
渡邉 貫治
秋田県立大学システム科学技術学部
-
安倍 幸治
秋田県立大学システム科学技術学部
-
安倍 幸治
秋田県立大
-
高根 昭一
秋田県立大
-
小玉 亮介
秋田県立大学大学院システム科学技術研究科
-
渡邉 貫治
秋田県立大
-
安倍 幸司
秋田県立大学システム科学技術学部
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