音源定位に対する視覚的注意の影響(聴覚・信号処理/一般)
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概要
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本研究では,聴覚刺激に先行する視覚的手掛かりを与えたときの,視覚刺激への注意が音源定位に及ぼす影響を,先行手掛かり法によって検討した.その結果,聴覚刺激に先行する視覚的手掛かりが聴覚刺激提示のタイミングを示す役割を果たし,手掛かりを提示しない場合よりも音源定位の精度が向上する可能性が示された.その一方で,訓練を通じて,聴覚刺激のみを提示したときの音源定位の精度が向上した場合や,先行する視覚的手掛かりと聴覚刺激の提示方向との関連性が低い場合には,先行する視覚的手掛かりは音源定位に有意な影響を及ぼさないことが示された.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2004-08-13
著者
-
高根 昭一
秋田県立大学システム科学技術学部
-
曽根 敏夫
秋田県立大・システム科技
-
曽根 敏夫
秋田県立大
-
曽根 敏夫
秋田県立大学
-
安倍 幸治
秋田県立大学システム科学技術学部
-
安倍 幸治
秋田県立大
-
高根 昭一
秋田県立大
-
吉田 拓矢
秋田県立大学大学院
-
曽根 敏夫
秋田県立大学/システム科学
-
曽根 敏夫
東北大
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