ディジタルオーディオにおける時間ゆらぎ許容値及び検知閾
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概要
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CD,DVD等のディジタルメディアに記録されている音楽信号を分析し,波形の最大傾斜から時間ゆらぎ許容値を算出した。曲によっては,瞬時的に10kHzを超える純音に相当するような急峻な波形が含まれ,16ビットの精度を保証するための時間ゆらぎ許容値が200ps程度以下になることが示された。音楽信号を聴取する場面で,どの程度の時間ゆらぎが検知可能なのかを明らかにするため,一般の学生を被験者とし,時間ゆらぎの有無による音質差の弁別実験を行った。白色性の時間ゆらぎの場合,検知閾は数百ns程度であることが示された。
- 社団法人日本音響学会の論文
- 2003-05-01
著者
-
佐藤 宗純
産業技術総合研究所
-
佐藤 宗純
秋田県大 システム科学技術
-
蘆原 郁
産業技術総合研究所
-
佐藤 宗純
NMIJ 産総研
-
桐生 昭吾
東京都市大学
-
桐生 昭吾
産業技術総合研究所
-
蘆原 郁
電子技術総合研究所
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