環境騒音の日変動パターンの直線近似による特徴抽出
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概要
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本論文は道路交通騒音の日変動パターンの新たな近似手法の概要を述べている。日変動パターンは、その騒音レベルに関して(1)早朝、上昇する部分、(2)日中、ほぼ一定と見なせる部分、(3)夕方から夜間にかけて下降する部分、の三つに対応するセグメントに分割することができる。このような手法は変動パターンの特徴を浮き彫りにし、データの圧縮を可能とする。この近似手法を名古屋市内の幹線国道沿いで継続的に観測されているL_eqのデータに適用し、更に、そこから抽出された道路交通騒音の特徴を示すパラメータについても議論を行っている。その結果、これらのパラメータの曜日による違い、及び、経年変動が明確に抽出された。
- 社団法人日本音響学会の論文
- 1991-06-01
著者
-
久野 和宏
三重大学工学部
-
野呂 雄一
三重大学工学部物理工学科
-
石井 孝幸
三重大学工学部
-
井 研治
愛知工業大学
-
井 研治
三重大学工学部電気工学科
-
井 研治
鈴鹿医療科学技術大学
-
野呂 雄一
三重大学工学研究科物理工学
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