幹線道路沿道におけるL_<Aeq>の観測時間長と分布形状について

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概要

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名古屋市では、市内の国道1号沿道に騒音常時監視装置を設置し、1974年以来騒音レベルの測定を継続している。本研究では、これらのデータの中から、1990年4月から1991年3月までの1年間に観測されたL_<Aeq>を用いて、その分布に着目した検討を行った。その結果、(1) L_<Aeq>の測定値は、観測時間長を長くするとともに、その変動幅が抑制され、測定値の算術平均値は、全データのエネルギー平均値に近付くこと、(2) 1年間にわたるL_<Aeq,1h>の分布は、複雑な形状を示しているが、測定の時間帯および平日と休日に分類することにより、それぞれの分布は、まとまりのある単峰性の形状で表されること、などが確認された。
社団法人電子情報通信学会の論文
1999-05-21

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