窓の開閉に伴う建物の防音性能について : 拡散音場のこと (II)
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概要
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本報告では窓が開いている部屋の防音性能を算定するモデルを提案している。減音量は窓への入射角、開口面積、室表面の吸音率を用いて簡単な式で表されることを示した。また、この式は窓の透過損失を考慮することにより、窓を閉じた部屋の防音性能についても容易に拡張できる。これらの式からごく普通の日本家屋の防音性能は窓を開けたとき10dB、閉じたとき25dB程度であると推定された。さらに計算機シミュレーションにより防音性能の度数分布を求め、実測調査データとの比較を行ない、両者が良く一致することを示した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-09-24
著者
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