在来線鉄道騒音・振動の要因分析と予測に関する検討
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概要
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名古屋市内における昭和52年度及び57年度の調査測定デ-タを基に、在来線鉄道騒音・振動に対する各種要因の影響などを数量化理論I類を用いて分析、検討した。その結果、騒音ピークレベルより及び単発騒音暴露レベルの変動は、路線から測定地点までの距離、軌道構造、列車速度、列車長等の要因により比較的よく説明されることが示された。両レベルに対する寄与度は、距離、構造などの主要因において同一傾向を示し、他方列車速度、列車長については寄与度に差が認められた。また、分析結果を用いて比較的精度よく両レベルを予測しうることを示した。振動レベルに関しては、暗振動の寄与が構造、列車速度より大きいこと等が知られた。更に新幹線鉄道騒音・振動に対する分析・予測結果との対応についても言及した。
- 1989-02-01
著者
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