記憶活動支援のためのデータグローブを用いた手指動作の単位動作マッチングによる物体操作の弁別(セッション5 : マルチモーダルデザイン(2))

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概要

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本研究では,ユーザが実行しているタスクを推定するために,データグローブから取得される時系列データを単位動作と呼ぶ細かな動作に分割することで,ユーザの物体に対する操作を弁別する手法を提案する.ユーザの物体に対する操作をリアルタイムに弁別することで,ユーザの記憶活動への支援が期待できる.例えばタスクを実行中のユーザに対して,ユーザが次に必要とする物体の位置をユーザが最後にその物体に触れたときの動画像を示すことで,ユーザがその物体を操し回るというような問題を解消できる.本研究では,操作に伴う動作の部位と操作の周期性を分類し,今回は特に指形状の時系列変化から操作の弁別を試みた.また,日常生活で頻出する操作を選択し,指形状からの操作弁別性能を評価した.
一般社団法人情報処理学会の論文
2004-11-11

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