p-ジメチルアミノシンナムアルデヒドを用いる4-アミノアンチピリンの吸光光度定量
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概要
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4-アミノアンチピリン(4-AA)は,硫酸酸性でp-ジメチルアミノシンナムアルデヒド(p-DACA)と反応して赤色を呈し,515nmに極大吸収を示す.この現象を利用して,4-AAの吸光光度定量法を確立した.本法は4-AAの(0.65〜2.5)μg/mlの範囲でベールの法則に従うことが認められた.本法の至適条件は,0.5%硫酸-エタノールを1.0ml,0.2%p-DACA-エタノールを1.0ml加えた検液10ml{4-AA,(6.25〜25,0)μg含有}を,20℃で1時間反応させるときであった.本法によって4-AAを定量したところ,(1.50〜2.50)μgの4-AAに対しては変動係数1%以内で,0.50μgの4-AAでも6.2%という誤差で定量可能であった.
- 社団法人日本分析化学会の論文
- 1977-10-05
著者
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