ヒューリスティックなカットセット解析によるPSDLコンパイラの処理ネック解決
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概要
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ソフトウェアの生産性と信頼性を向上するため,筆者らはプログラム仕様の再利用について研究中である。具体的には再利用対象仕様の理解性と拡張性をよくするため,ERモデルと従属性制約を適用した非手続き的なプログラム仕様記述言語PSDLと,そのコンパイラをすでに提案した.そのコンパイラの特徴はJSP法の構造不一致を自動的に検出し解決して,プログラム構造を決めるところにある.そのため,有向グラフ上で,デッドロックの解決に類似した閉路の矛盾を解決することによって,構造不一致を検出している.ところが,閉路数はグラフの有向枝数に対して指数関数的に増大するので,閉路解析が処理ネックになり,従来は100行強のプログラム仕様しか処理できなかった.そこ本稿では,その処理ネックを解決するため,閉路解析法に代わるヒューリスティックなカットセット解析法を提案する.この手法を用いることにより500行を越えるプログラム仕様を処理できるようになった.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1992-02-24
著者
-
佐藤 正和
Atr通信システム研究所
-
竹中 豊文
Atr通信システム研究所
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橋本 正明
ATR通信システム研究所
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橋本 正明
Atr通信システム研究所通信ソフトウェア研究室
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横田 和久
ATR通信システム研究所
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横田 和久
横河・ヒューレット・パッカード株式会社アジアパシフィックプロダクト開発本部システム環境開発部
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