サービス仕様の自動生成に関する考察
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概要
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通信ソフトウェアは近年極めて複雑化している。通信サービス処理は、一般に、サービスの基本部分と例外処理に分けることができる。例外処理には、資源確保失敗の場合の処理、装置故障の場合の処理、禁止されたサービスの組合せによる処理など様々なものがある。これらの例外処理は、サービスの基本部分と複雑に絡み合い、通信サービス処理を複雑なものとしている。従来の仕様記述においては、システムの動作を例外処理も含め、余す所なく厳密に記述しなければならず、仕様記述自体が大きな負担となっている。本稿では、この問題点を解消し、付加サービスの典型的部分動作記述(以下では、要求記述と呼ぶ)により、厳密な仕様の生成を可能とする仕様自動生成機構について議論する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1989-10-16
著者
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