プロセス数に依存しない動作記述における状態の到達可能性解析
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概要
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不特定多数のプロセスを扱う通信システムにおいて、動作を記述する際、プロセスを固定して表す場合が多い。従って、状態の到達可能性解析は、通常固定されたプロセス数の範囲内で行われている。しかしながら、任意個のプロセスを扱う場合、あるプロセス数からなるシステムでは状態の到達可能性が言えず、より多くのプロセス数からなるシステムでは、状態の到達可能性が言える、ということが起こり得る。そこで、本稿では、プロセス数に依存しないシステムの動作記述法を前提に、プロセス数と到達可能な状態の集合との間の関係について示し、到達可能性を判定する手法について提案する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1990-09-04
著者
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