ソフトウェア開発における人的誤り生起過程のモデルとその検証実験

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概要

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ソフトウェアにおいて、高度の信頼性を確保することの必要性が叫ばれている.ソフトウェア開発において、作成されたソフトウェアの信頼性を損なう原因の本質は、ソフトウェア開発の多くが人手で行われているからである.これに対してソフトウェア工学は、ソフトウェア開発の多くの部分を機械化することによって人的なエラーを取り除いてきた.しかし、ソフトウェア開発の主要な部分は未だ人手で行わざるを得ない状況にある.このような状況を踏まえ、特にソフトウェア開発の機械化が困難な部分に対して、ソフトウェアの信頼性を損なう人的要因を明らかにしてその対策を講じることは、ソフトウェアの高度信頼性を確保する上で有効だと思われる。
一般社団法人情報処理学会の論文
1994-09-20

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