対話テキストの意味空間における分類
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
良質な言語処理のためには良質な言語モデルが不可欠である。言語モデルは言語現象を形式化したものなので、より高品質なものとするためには、より多くの言語現象を把握する必要がある。そのためには、言語現象としての言語データを大量に収集することは勿論のことだが、際限ない言語データをいかに処理するかが問題となる。ATRにおいても自動翻訳電話の実現に向け、幾つかの言語モデルを作るために数多くの言語データを収集している。この言語データは、電話またはキーボードを用いた会話からなる対話テキストデータであり、対話データベースADD(ATR Dialogue Database)としてデータベース化されているが、その効率的な分析が課題となっている。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1990-09-04
著者
関連論文
- HMMと一般化LR構文解析を用いた実時間大語彙連続音声認識装置の実現
- ポーズ単位に基づく音声言語統合処理と発話状況管理の統合 : 音声対話システムの試作
- ATR音声言語翻訳実験システムASURA
- 音声対話における言語現象 (<小特集>音声によるコンピュータとの対話を目指して)
- 発話単位の分割または接合による言語処理単位への変換
- SL-TRANSにおける文節音声認識 : HMM音韻認識とLR構文解析法による文節音声認識
- 日独音声言語翻訳実験システム
- 音声言語日英翻訳実験システム(SL-TRANS)の概要
- 仕事量基準を用いたコーパスからの定型表現の自動抽出
- 電話またはキーボードを介した対話に基づく対話データベースADDの構築