Committed Choice型言語Flengにおけるサスペンドコストの削減
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概要
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Committed Choice型言語Flengは単一代入変数とサスペンド・アクティベイトの機構により,非定型的な問題に対しても並列度を最大限抽出し実行可能な言語である.しかし,現在並列推論マシンPIE64上で実装されているFleng処理系はサスペンドによるオーバーヘッドが大きい.その理由は,サスペンドする場合にはゴールがフォークされてからサスペンドするまでの処理,すなわちゴールキューハンドリング・ディスパッチ・ユニフィケーションが全て無意味な処理となってしまうからである.本稿では,ゴール生成時にゴールキューにエンキューするのではなく,いきなりサスペンド処理を実行することによって,オーバーヘッドを削減する手法について述べる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-09-20
著者
-
荒木 拓也
東京大学工学系研究科:(現)nec C&cメディア研究所
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田中 英彦
東京大学 情報工学専攻
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小池 汎平
東京大学 工学部
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馬場 恒彦
東京大学工学系研究科
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荒木 拓也
東京大学 工学部
-
馬場 恒彦
東京大学 工学部
-
日高 康雄
東京大学 工学部
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田中 英彦
東京大学 工学部
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小池 汎平
電子技術総合研究所
-
田中 英彦
東京大学 大学院工学系研究科
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