リアルタイム型・蓄積型統合マルチメディアコミュニケーションシステム : コンセプト及び基本機能

概要

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オフィスにおけるパソコンの普及とパソコンのマルチメディア化、ネットワーク化の急激な進展にともない、電子メール等パソコンを用いたコミュニケーションが急速に広まりつつある。一方、従来からのコミュニケーションツールであるところの電話、FAXは、依然としてオフィスにおけるコミュニケーションの中心をなしている。我々はこれら各種のコミュニケーションツールを、その場の状況に応じそれぞれを使い分け、日常業務を進めている。しかし、これらの間での連携が充分とられるにいたっておらず、コミュニケーションツール間でのシームが新たに発生してきている。このような現状に対し我々は、パソコンを新しいコミュニケーションツールとみなし、蓄積型通信である電子メールに加え、LANに接続されているパソコン上で電話に代表されるリアルタイム型通信を実現し、パソコン上で複数のコミュニケーション手段を統合し、リアルタイム型通信と蓄精型通信のシームレス化を実現する新しいコミュニケーションシステムを提案する。
1995-03-15