Streptomyces sp. No. OS-1000の生産する凝乳活性を有する新蛋白分解酵素について
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概要
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Streptomyces sp. No. OS-100の生産する新蛋白分解酵素を, glucose, soy bean mealを主とする液体培地で培養した培養濾液から硫安塩析 (80%飽和), DEAE-cellulose, Sephadex G-200カラムクロマトグラフィー等で精製し, Sephadex的に単一の物質として得た.Hammersten caseinとskim milkを各々基質とした場合の最適pHは6.5と6.1で, pH 5-7,pH 6-8それぞれ安定であった. 両者の活性共, 70℃, 10分間処理で完全に失活した. 蛋白分解酵素はCa^<++>により若干促進し, EDTA, SLSで約50%阻害された. 又, 凝乳活性はCa^<++>, Mg^<++>, Mn^<++>, K^+で促進され, Hg^<++>により完全に失活した.Whole caseinに対する限定分解作用は対照にcalf rennetを用いて行なった結果, 最適pHが6.5にあるために限定分解をしなかった.
- 社団法人日本生物工学会の論文
- 1973-08-25
著者
-
大村 智
北里研究所
-
大村 智
School Of Pharmaceutical Sciences Kitasato University And The Kitasato Institute
-
秦 藤樹
北里研究所
-
大野 紘宇
北里大・薬
-
粟谷 寿一
Kitasato Institute
-
秦 藤樹
The Kitasato Institute
-
大野 紘宇
北里大薬
-
粟谷 寿一
北里研
-
坂本 政仁
日獣大
-
大村 智
北里研
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