53(P-10) 糸状菌由来新規NADH-fumarate reductase阻害剤nafuredinの単離、構造、生物活性(ポスター発表の部)
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概要
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NADH-fumarate reductase is a terminal electron transport system of anaerobic energy metabolism found in many anaerobic organisms such as helminths. This electron transport system is used to generate ATP in the absence of oxygen and allows helminths to live in the microaerobic environment. So an inhibitor of NADH-fumarate reductase is expected to be a selective anthelmintic. In the course of our screening for the inhibitors, we found a novel compound, nafuredin. It was produced by a fungus Aspergillus niger FT-0554 isolated from a marine sponge. Nafuredin was isolated from the mycelia of the cultured broth of the strain FT-0554 by solvent extraction, silica gel chromatography, and precipitation in n-hexane. Nafuredin was a white powder, and its molecular formula was established as C_<22>H_<32>O_4 by high resolution FAB-MS. The NMR analysis of nafuredin revealed its structure as (2R^*, 3S^*, 4S^*, 5R^*, 6E,8E,12E,14E)-3,4-epoxy-2-hydroxy-4,10,12,16-tetramethyl-6,8,12,14-octadecatetraeno-5-lactone. The incorporation study of ^<13>C-labeled acetates and methionine suggested that nafuredin is biosynthesized from a nonaketide and four methionines. Nafuredin inhibited NADH-fumarate reductase (complexes I+II) from adult Ascaris suum (pig roundworm) at IC_<50>, value of 12 nM. The target of nafuredin was revealed as complex I (IC_<50>=24 nM), while nafuredin showed very weak inhibition against rat liver complex I. The kinetic analysis showed that the inhibition was noncompetitive with NADH and competitive with rhodoquinone. Furthermore, nafuredin inhibited complex I in L2 larvae of A. suum, which possess aerobic energy metabolism as in mammals, at the same concentration range (IC_<50>=8.9 nM). Nafuredin also showed anthelmintic activity against Haemonchus contortus (wireworm) in in vivo trials with sheep (2 mg/kg, p.o.). This study suggests that mitochondrial complex I is a promising target for chemotherapy, and nafuredin is a potential lead compound as an anthelmintic isolated from microorganisms.
- 天然有機化合物討論会の論文
- 2001-09-01
著者
-
大村 智
北里研究所
-
三芳 秀人
京大院農
-
三芳 秀人
京大院・農・応用生命
-
三芳 秀人
京大院農応用生命科学
-
三芳 秀人
京大院農・応用生命科学
-
塩見 和朗
北里大生命研
-
宇井 英明
北里大薬
-
山口 裕一
北里大生命研
-
増間 碌郎
北里大生命研
-
浪越 通夫
東水大海洋環境学
-
北 潔
東大院医
-
宮寺 浩子
東大院医
-
Harder Achim
Bayer AG, Business Group Animal Health
-
北 潔
東大院医・生物医化学
-
浪越 通夫
東京水産大学海洋環境学科
-
塩見 和朗
北里大院感染:北里大生命研
-
宇井 英明
北里大北里生命研
-
大村 智
北里大生命研
-
大村 智
北里大基礎研・生命研
-
宇井 英明
北里大院感染:北里大生命研
-
北 潔
東大・医科研
-
山口 裕一
北里研
-
増間 碌郎
北里大院感染:北里大生命研
-
宮寺 浩子
東大院・医・生物医化学
-
大村 智
北里研究所基礎研究所微生物薬品化学
-
Harder Achim
Bayer Ag
-
大村 智
北里研
-
三芳 秀人
京都大学大学院農学研究科
-
大村 智
北里大学
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