Fusarium oxysporum 菌23分化型 (formae speciales) からのプラスミド様DNA の検出と性状
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概要
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F.oxysporum 菌の61菌株を供試して10菌株, 6分化型からプラスミド様DNA(plDNA)を検出した。本plDNA は線状であり, 大きさは1.9〜8.0 kb の範囲にあった。検出された1.9kbの各plDNA,f.sp.arctii からのpFOA,f.sp. lini からのpFOL,f.sp. conglutinans からのpFOC,f.sp. raphani からのpFOR間でサザン・ハイブリダイゼーションを行った結果, pFOA, pFOL, pFOC DNA は互いに相同性を示したが, pFOR DNA は示さなかった。また, f.sp. melongenae からの pFOM(8.0kb) と f.sp. batatas からの pFOB(2.2kb)DNA は1.9kb の各plDNA と相同性を示さなかった。
- 日本植物病理学会の論文
- 1992-07-25
著者
-
吉田 穂積
東農大生産
-
江原 淑夫
東北大学農学部
-
菊本 敏雄
東北大学遺伝生態研究センター:(現)微生物農業研究センター
-
羽柴 輝良
東北大学農学部
-
広田 直彦
東北大学農学部
-
吉田 穂積
東北大学農学部
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