キュウリモザイクウイルス感染ササゲ葉に生成する感染特異的タンパク質の一般的性状
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概要
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キュウリモザイクウイルス(CMV)感染ササゲ葉に生成する感染特異的タンパク質(CpPR)は, pH8.3では4成分, pH2.8では1成分抽出された。前者は分子量14および15kDa, 等電点pI5.1〜5.6の低分子量の酸性タンパク質で, 局部壊死斑形成後細胞間隙に浸出されることが認められた。また, タバコの感染特異的タンパク質のPR-1グループの抗体と反応することが認められた。したがって, CpPRはタバコのPR-1グループと類似したものと考えられた。
- 日本植物病理学会の論文
- 1993-04-25
著者
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