軟腐病菌の銅耐性
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概要
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軟腐病菌410菌株を使用して硫酸銅に対する耐性とデランK, クプラビットホルテ, Zボルドーおよびキンセットの本菌の生育に及ぼす影響について調べた。硫酸銅の最低阻止濃度(MIC)は供試培地により著しく異なった。PDAを用いた場合, 軟腐病菌のMICは0.31〜5.0mMの範囲で, 2.5mMに1つのピークを形成する分布パターンを示した。銅剤を添加したPDA平板上での軟腐病菌に対する生育阻害作用はキンセットが最も強く, 以下デランK, クプラビットホルテ, Zボルドーの順に弱くなった。軟腐病菌の硫酸銅に対する耐性の程度と供試銅剤に対する耐性との間に相関性は認められなかった。
- 日本植物病理学会の論文
- 1998-06-25
著者
-
江原 淑夫
宮城大食産業
-
郡司 祐一
東北大学遺伝生態研究センター
-
江原 淑夫
東北大学農学部
-
菊本 敏雄
東北大学遺伝生態研究センター:(現)微生物農業研究センター
-
荘 敦堯
東北大遺生研
-
KYEREMEH Ampaabeng
東北大学遺伝生体研究センター
-
荘 敦尭
東北大学遺伝生態研究センター
-
KYEREMEH Ampaabeng
Institute of Genetic Ecology, Tohoku University
-
チレメ アンパービン・ジェドウ
Institute Of Genetic Ecology Tohoku University
-
ジェドウ チレメアンパービン
東北大学遺伝生態研究センター
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