インスリン依存性糖尿病患者末梢血リンパ球のAllogeneicリンパ球およびPhytomitogenに対する反応性
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概要
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The lymphocyte transformation response to the allogeneic lymphocytes (mixed lymphocyte culture, MLC) was determined in nineteen well-controlled insulin-dependent diabetics (IDD) and nineteen matched normal subjects. All possible combinations between lymphocytes from the patients and controls were mixed in both one-way and two-way MLC. From the results of one-way MLC, the stimulatory capacity (SC) and responding capacity (RC) of IDD lymphocytes were compared with those of normal lymphocytes as follows : <BR>(1) Nm→N : 10,538 ± 3,937 N; normal lymphocytes<BR>(2) Nm→D : 8,466 ± 5,387 D; IDD lymphocytes<BR>(3) Dm→N : 7,562 ± 3,088 m; mitomycin-treated stimulating lymphocytes<BR>(4) Dm→D : 7,102 ± 4,873 (→ ; stimulatory direction, results; M ± SD cpm) <BR>IDD lymphocytes showed a marked depressive function as stimulators (SC, (1) - (3)), but the RC of IDD lymphocytes was unchanged ((1) - (2)).<BR>Phytomitogen-response was studied simultaneously for the same responding lymphocytes (N, D) of MLC. IDD lymphocytes exhibited significantly decreased responses to phytohemagglutinin P, pokeweed mitogen and concanavalin A.
- 日本内分泌学会の論文
著者
-
桜美 武彦
京都大学医学部第二内科
-
井村 裕夫
京都大学医学部第二内科
-
長岡 研五
京都大学医学部第2内科
-
鍋谷 登
京都大学医学部第2内科
-
武上 俊明
京都大学医学部第二内科
-
長岡 研五
京都大学医学部第二内科
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